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論文

JAEA-AMS-TONOの現状; 平成21年度

國分 陽子; 石丸 恒存; 西澤 章光*; 鈴木 元孝*; 大脇 好夫*; 西尾 智博*; 北沢 俊幸*

第12回AMSシンポジウム報告集, p.5 - 8, 2010/05

日本原子力研究開発機構東濃地科学センターに設置されているタンデム型加速器質量分析計JAEA-AMS-TONOの平成21年度の運転及び測定状況について報告する。導入から平成21年度までの炭素同位体比の測定時間はのべ11466時間となった。ここ数年、大きな装置の故障はなく、測定時間は順調に増加している。平成21年度は、847試料の測定を行い、さらにイオンビームの安定化に注目した装置改善も行った。装置改善では、イオンの荷電変換効率にかかわるストリップガス圧の制御及びビームラインのアライメントを行い、測定精度を向上させることができた。前処理法に関しては、微量炭素試料の試料調整法等について検討した。また、泥炭層の年代推定に適した試料の検討を行ったので、その結果も報告する。

論文

ヨウ素分析のための銀媒体電解酸化法を用いた環境試料の前処理法の検討

桑原 潤

第12回AMSシンポジウム報告集, p.112 - 115, 2010/05

環境試料中ヨウ素同位体比の分析において、食品などを前処理する場合、高温で試料を灰化しヨウ素を揮発させて回収する方法がよく用いられるが、試料の種類によっては、ヨウ素が十分に揮発せず灰化残留物中に一部残ってしまうような状況が生じてしまう。このため、十分に高い回収率を得る手法として、銀媒体電解酸化法を用いた湿式の試料灰化を試みた。この方法は、電気分解装置内で溶液中に銀(II)イオンを生成し、このイオンの酸化力を用いて試料の酸化分解を進行させるもので、銀は触媒的に作用する。乾燥コンブ1gを用いた灰化試験において、約5Vの通電条件で灰化したところ、24時間程度で灰化が完了した。この電解液をろ過し、一部を分取することで、安定ヨウ素濃度の決定が可能である。また、この電解液に還元剤として亜硫酸ナトリウムを加えることで、AMS測定のためのヨウ化銀沈殿を生成することができた。

論文

ヨウ素129から推定した日本海の海水循環

鈴木 崇史; 皆川 昌幸*; 甲 昭二; 外川 織彦

第12回AMSシンポジウム報告集, p.69 - 72, 2010/05

原子力利用によって放出された$$^{129}$$Iは、日本海の海水循環を考察するうえで有効なトレーサーであると考えられる。そこで、日本海における$$^{129}$$I濃度の水平及び鉛直分布を明らかにした。表面海水中の濃度レベルは核実験による濃度レベルより高かった。これは欧州及び米国の再処理工場から放出された$$^{129}$$Iが飛来してきたものだと考えられる。日本海底層水(JSBW)では人為起源$$^{129}$$Iが観測された。この観測された人為起源$$^{129}$$Iの濃度レベルからJSBWのturnover timeとpotential formation rateを見積もった。結果はそれぞれ180$$sim$$210年と(3.9$$sim$$4.6)$$times$$10$$^{12}$$ m$$^{3}$$/yrであった。また本発表では国際原子力機関海洋環境研究所で行われた海水中の$$^{129}$$I相互比較検定において青森研究開発センターで測定した結果が推奨値の範囲内に入っており、良い精度及び正確さを持って測定したことも併せて報告する。

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